WSL2/環境構築

Windows上でもLinuxカーネルを利用したいことが増えてきたので,試しにWSL2を導入.環境構築で行ったことをメモ.ほぼここに従った.

環境

  • Windows10 Home
  • バージョン1903(OSビルド 18362.295)⇒2004(OSビルド19041.207)へアップグレード
  • バージョン1903でもWSL2が使用可能になったらしい(ここ参照)

WSL2の前にWSLを入れる

  1. WSLの有効化
    • 【コントロールパネル】⇒【プログラムと機能】⇒【Windowsの機能】⇒【Windowsの機能の有効化または無効化】で【Linux用Windowsサブシステム】(または【Windows Subsystem for Linux】)にチェックを入れる
    • 再起動

  1. WSLのインストール
    • ストアからUbuntu(今回はUbuntu18.04にした)を検索し,インストールする
    • Ubuntuを起動し,ユーザ名とパスワードを設定
  2. Windows10のバージョンの確認
    • バージョン1903(OSビルド 18362.295)
      • 【Windows Update】から更新の履歴を確認し,プレビューの累積的更新プログラム【KB4566116】が入っているかをチェックする.⇒なければ【更新プログラムのチェック】を押し,更新する.
    • バージョン2004(OSビルド19041.207)⇒そのまま3.へ
    • (非推奨)Windows10 Insider Previewで最新のOSを入れる場合
      • 【設定】⇒【更新とセキュリティ】⇒【Windows Insider Program】を選択し,Windows10 Insider Previewに登録する
      • Insiderの設定
      • 再起動
      • Windows Updateで勝手にOSがアップグレードする
      • 再起動
  3. 仮想マシンの有効化
    • PowerShellを管理者権限で実行
    • 以下を実行
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform
    • 再起動
  1. WSL1をWSL2に変換する
    • 現在のバージョンの確認を行う
wsl -l -v
    • (必要なら)Linuxカーネルコンポーネントの更新⇒ここを参照
    • WSL2へ変換
wsl --set-version Ubuntu-18.04 2
    • おしまい

参考